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ハピちゃんブログ

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多可赤十字病院  病院フェスタ

2012-10-15
 
 
 10月27日土曜日  9時より多可赤十字病院の病院フェスタが開催されます。
 
東日本大震災の義捐金のためのバザーがありますので施設でも職員に呼びかけ大きな段ボールに6箱以上のバザー品が集まりました。先週の金曜日にもお持ちしましたが本日も持っていく予定です。
 
多可町近隣にお住まいの皆様、是非足を運んでくださいね 
 
しあわせ荘もブースを出しますので、是非訪ねて下さいね
 
しあわせ荘ムービーを放映します
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

介護のお話(副施設長)少し長くなりますがお付き合いを・・・。

2012-10-11
 
皆さん、おはようございます
 
昨日夜中にすごいにわか雨が降りました。ますます朝が寒くなるようになりました。
 
皆さん体調管理には気を付けて下さいね。
 
9月にPネット(情報紙)にお話を掲載させていただいて、たくさんメッセージを頂いたり、それをきっかけにご相談の電話を頂いたりすることが多くなりました。
 
ご相談のお電話を頂いてお話を聞かせていただきご家族様の気持ちをお聞きしたときには、改めて介護福祉施設の使命を痛感いたします。
 
解決は出来なくとも、微力ですが少しでもアドバイスが出来たりご家族の思いに寄り添えれば・・・と思っています。
 
私自身は「家族の力」というものをとても信じています。
皆さんは「家族看護」という言葉をご存知でしょうか?
15年ほど前「カルガリー家族看護」をテーマに研究に取り組んだ経験があります。カルガリーと言うのはカナダの看護大学のことです。
簡単に言うと病気や介護、そのほかの家族に起こる様々な問題も中立的に介入することで家族自身で解決する能力を発揮し得る…というものです。
私たちの研究グループはその実践を行いました。
 
50歳代の男性、脳腫瘍余命3か月そのことを告知されていました。ご家族は本人さんの母親、精神疾患を患い離れで暮らす妻、20代前半の息子さんと娘さん。入院中、病室に来られるのは母親だけ。ごく稀に息子さんがおばあさんを迎えに来るのですが、病室に入らず帰られるのです。本人さんはとても孤独そうに見受けられ、当時若かった私から見ても本当にお気の毒でした。
 
(方法)カルガリーの家族看護では面接を行います。その際に看護師が中立的な立場をとり様々な質問を行います。その質問が重要です。家族の抱えている問題を把握し(この作業が大変なのですが・・)、その点を質問にします。(いろいろなパターンを想定し備えます)後は家族で話し合ってもらいます。会話が進まない時は促し意見を求める。内容を何度もオオム返して内容を確認していく作業をします。
 
このご家族は面接を行うまでが大変でした。息子さんや娘さんはほとんどお越しになられないのでコンタクトがとれなかったのです。おばあさんにお願いしてもなかなか息子さんたちの心には届かなかったのです。おばあさんにお願いし、息子さんに直接お電話し何度も趣旨を説明しました。
 
やっと面接にこぎつけました。たくさんの質問を通して、ご本人様から息子さんへ「今後はお前が家長なんや。お母さんのこともよろしく頼む。家のことはお前に任せた。自分は安心している」と息子さんにお話しされました。息子さんも「父親ががんになりどんな顔をして会えばいいのかわからないので見舞いに来れなかった。今後は時間を見つけて会いに来たい」と思いを伝えられました。あくまでも中立な立場でいなくてはいけない私達は涙をこらえるのに必死でした。
 
その後は息子さんも娘さんも必ずどちらかがお見舞いに来られ病室でも賑やかな会話が聞かれるようになりました。娘さんが浴衣姿でお友達と訪ねてこられた時は記念撮影をし帰られた後もご本人さんがずっとにこやかにされていました。
最期亡くなられる時もみなさんに看取られてお亡くなりになりました。
 
病気は治りませんでしたが、家族の問題はなくなり後悔のない看取りが出来たのです。
私はこの時の経験から「家族の力」を信じています。
色々な問題も必ず解決策はあるはず・・・。
 
その中に施設でお役に立てることがあれば出来る限り協力したいと改めて思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

行楽弁当

2012-10-08
多可町では地域の学校の運動会などは終わり、各集落では秋祭りが行われています。
 
もう長袖で過すことが多くなっています。
 
しあわせ荘では本日昼食に行楽弁当が出ました。
 
 
お年寄りの皆さんがとても好きな「おこわ」が入っていて皆さん喜ばれていました。
 
この地域では秋祭りにはサバ寿司や巻き寿司を作っておすそ分けする風習があるようです。
 
まさに秋の味覚ですね
 
 
 
 
 
 
 
 
 

彼岸花

2012-10-03
 
多可町ではもう彼岸花も終わりに近づいています。
 
中区の間子という地区では黄色い彼岸花や白い彼岸花などの少し変わった彼岸花が咲いていてとても幻想的な風景が見れるようです。
 
写真はありませんが・・・。
 
朝晩はずいぶん涼しくなってきたので皆さん体調に気を付けて下さいね
 
 
 
 
 
 
 

おしめのお話

2012-10-01
 
10月に入りました。
 
台風一過ということもあってか一気に涼しくなり、長袖を着てきた職員さんもちらほら・・・。
 
しあわせ荘では10月の人事異動がありました。
気分も新たに新しい部署で新しい風を吹かせてくれることを期待しています
 
 
おしめの話
 
今日は真面目に介護のお話(副施設長;大西談)
 
しあわせ荘では現在紙おしめを使用しています。
以前は布おしめでした。導入まではコストがかかるのでは?
捨てるコストがかかるのでは?
かぶれるのではないか?など心配もありましたが。
 
去年あたりから導入できないか?考えてきていましたが、ショートステイを利用される家族様から「かぶれるので布おしめを使用しないでほしい。」という話も後押しとなり
「介護研究の大テーマを排泄ケアにするので、紙おしめも使用して取り組みたいです」と理事長の承諾も得て動こうとしていたところ・・・
 
絶妙なタイミングで大王製紙(アテント)さんが営業に・・・「誰かに聞きました?」と。
 
商品の説明を受け商品もメーカも信用できると・・・
5月に勉強会を開始・・・導入に向けての準備も整い7月からスタート
 
コスト計算、廃棄のコストの計算、紙おしめの発注(商品ラインナップが多いので)大変なことも多いですが、利用者様の快適性は紙おしめのほうが断然いいようです。
 
在宅でも別メーカーのおしめを利用されている方が「しあわせ荘で使っているおしめを使いたい」と問い合わせもありました。
 
おしめのサイズ選定や尿量に合わせたパッド選定などが大切なので職員も日々勉強ですが、どの職員も意欲的に取り組んでいるようです。
 
排泄は三大介護の一つで介護者が最も大変な分野だと思います。
 
これが楽で、快適になれば、素晴らしいと思います。
快適であれば介護される方のクオリティーオブライフ(QOL)生活の質が高まる。
 
今、しあわせ荘では真剣に排泄ケアの見直しに取り組んでいます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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